【暮らし】川口に高崎線が停まる?
2021年08月26日 公開
JR川口駅が中距離電車の高崎線・宇都宮線・湘南新宿ラインなどの停車を求めているそうです。
現在JR川口駅は京浜東北線のみの停車となっています。乗降者が多く電車遅延時には駅が人で溢れるということが背景で申し入れをしているようですが、JR側は老朽化した新駅舎の建築と合わせて400億円の負担を川口市側に求めていて議論が平行線となっているようです。川口市としてはまさか駅舎の建築費まで要求されるとは思いもせず想定の2倍の金額に開いた口が塞がらないという感じでしょうか。
まぁ、川口市が負担しないと老朽化した駅の改築はやがてJR側が負担しないといけないでしょうから、それを考えてJRとしては『高崎線くらいなら停めてやってもいいけど、全部お前が負担しろよな』という足元を見た高飛車な提案をしているという感じがします。
この路線は私には縁のある路線です。
たしかに川口駅は乗り降りの多い駅でとても混んでいます。西川口・川口・赤羽間はとても混むのですがピーク時には乗りきれない人も出ることもあります。電車遅延時には改札の外まで人で溢れそうですね。ただ昨今の働き方改革、そして直近のコロナによる在宅ワークの定着でそこまで混むことはなくなっているかなと感じてます。
ただそのために中距離電車を停車させる必要があるだろうか。
一駅南側にはターミナル駅である赤羽駅がありそこで高崎線・宇都宮線・湘南新宿ラインに加えて埼京線まで停まりますし、それではだめなのだろうか。確かに川口駅で停車すると川口駅の利便性は飛躍的に向上しますが、川口以北の駅にとっては余計な停車駅ができることで乗客が増え時間も余分にかかることにもなるのでメリットがあるとは言えません。

川口とその周辺人口がとても増えていてるのだと想像しますが、駅ができた頃と現在は大きく様子が変わってしまったんでしょうね。先日川口を歩いた時にとても大きな街なんだなと実感しましたし、主張は理解できます。
400億円も要求してきたJRもどうかと思いますが、市民税(市民税と固定資産税、都市計画税)などの税収1000億円の川口市が乗降者8万人の駅(市民の13%が利用する)に400億円をかけてもいいものかは議論が分かれるでしょう。駅を利用しない87%の住民への納得感がないんじゃないだろうか。
400億円投資をすることで得られるのは、おそらく「これからのまちづくり」に大いに役に立つということなのでしょう。
高崎線が停まることにより川口駅周辺は利便性の高いエリアとなり開発が進み、人口がさらに流入し、地価も上がり税収が増えていくということを視野に入れているのではないかなと想像します。魅力的な街づくりには各駅停車の京浜東北線しか停まらない駅から言わば急行である高崎線や湘南新宿ラインが停まる駅へと変わることは欠かせないと判断したのでしょう。
「400億円払えば停めてやってもいいよ」というのは足元を見たふっかけたような提案で腹立たしいけれど、このチャンスを逃すと未来永劫チャンスが訪れることはないだろうなと思います。そんなことを考えると川口市はこのぼったくりの提案に最終的には乗ってくるんじゃないかなとも想像しています。
これだけのお金があれば、保育園の問題など今抱えている市民の苦労は一瞬で解決するんですけどね。
どうなっていくのだろうか。結論が出るのはまだ先だとは思いますが、とても関心のあることでもありますのでこれからもウォッチしていくと思います。

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現在JR川口駅は京浜東北線のみの停車となっています。乗降者が多く電車遅延時には駅が人で溢れるということが背景で申し入れをしているようですが、JR側は老朽化した新駅舎の建築と合わせて400億円の負担を川口市側に求めていて議論が平行線となっているようです。川口市としてはまさか駅舎の建築費まで要求されるとは思いもせず想定の2倍の金額に開いた口が塞がらないという感じでしょうか。
まぁ、川口市が負担しないと老朽化した駅の改築はやがてJR側が負担しないといけないでしょうから、それを考えてJRとしては『高崎線くらいなら停めてやってもいいけど、全部お前が負担しろよな』という足元を見た高飛車な提案をしているという感じがします。
この路線は私には縁のある路線です。
たしかに川口駅は乗り降りの多い駅でとても混んでいます。西川口・川口・赤羽間はとても混むのですがピーク時には乗りきれない人も出ることもあります。電車遅延時には改札の外まで人で溢れそうですね。ただ昨今の働き方改革、そして直近のコロナによる在宅ワークの定着でそこまで混むことはなくなっているかなと感じてます。
ただそのために中距離電車を停車させる必要があるだろうか。
一駅南側にはターミナル駅である赤羽駅がありそこで高崎線・宇都宮線・湘南新宿ラインに加えて埼京線まで停まりますし、それではだめなのだろうか。確かに川口駅で停車すると川口駅の利便性は飛躍的に向上しますが、川口以北の駅にとっては余計な停車駅ができることで乗客が増え時間も余分にかかることにもなるのでメリットがあるとは言えません。

川口とその周辺人口がとても増えていてるのだと想像しますが、駅ができた頃と現在は大きく様子が変わってしまったんでしょうね。先日川口を歩いた時にとても大きな街なんだなと実感しましたし、主張は理解できます。
400億円も要求してきたJRもどうかと思いますが、市民税(市民税と固定資産税、都市計画税)などの税収1000億円の川口市が乗降者8万人の駅(市民の13%が利用する)に400億円をかけてもいいものかは議論が分かれるでしょう。駅を利用しない87%の住民への納得感がないんじゃないだろうか。
400億円投資をすることで得られるのは、おそらく「これからのまちづくり」に大いに役に立つということなのでしょう。
高崎線が停まることにより川口駅周辺は利便性の高いエリアとなり開発が進み、人口がさらに流入し、地価も上がり税収が増えていくということを視野に入れているのではないかなと想像します。魅力的な街づくりには各駅停車の京浜東北線しか停まらない駅から言わば急行である高崎線や湘南新宿ラインが停まる駅へと変わることは欠かせないと判断したのでしょう。
「400億円払えば停めてやってもいいよ」というのは足元を見たふっかけたような提案で腹立たしいけれど、このチャンスを逃すと未来永劫チャンスが訪れることはないだろうなと思います。そんなことを考えると川口市はこのぼったくりの提案に最終的には乗ってくるんじゃないかなとも想像しています。
これだけのお金があれば、保育園の問題など今抱えている市民の苦労は一瞬で解決するんですけどね。
どうなっていくのだろうか。結論が出るのはまだ先だとは思いますが、とても関心のあることでもありますのでこれからもウォッチしていくと思います。

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