【ファイナンス】膨れる金融資産
おおよそ2000兆円。大きすぎてその規模感の実感が湧きません。
現金預金1073兆円、株式は210兆円、投資信託は89兆円。市況が良いこともあり株式や投資信託は30%も増えているようです。次回は9月末に統計を取るようですが、6月末の日経平均株価は28000円台でしたので現在の30500円の水準からするとさらに6%くらいは増えていそうです。

リスク性資産は、このざっくりとした分類ですと300兆円しかありませんのでまだまだ馴染みがないんですかね。
株は危ないという親の教えかな?もちろんリスクはあるけれど、上手にやっていけばいいのだけれど、ファイナンスの教育がなされてこなかったからだろうか?
私たちの親の世代の教えが正しいかどうかはかなり疑問です。
私自身も親からは「株はバクチだ、絶対するな」と言われてきましたし「住宅ローンは固定金利。変動金利はダメだ」と言われてきました。この30年の住宅ローンに関しては金利が下がる一方で「変動金利」で借りることが正解でした。私自身は固定で借りて大変でした。途中で借り換えしましたがどれだけ余計に支払ってきたかは計算したくないです。私の一つ前の世代であれば公庫の金利も6%くらいだったと記憶していますのでとんでもなく苦労されたと思います。そして払い終わった頃には売るに売れない『負動産』となっている。
株式も然りです。
低金利の中で銀行に預けていてもほとんど利息は期待できません。それこそ親の時代は高度成長期。郵便貯金の定期預金の金利は5-7%を超えるほどの高金利にもなりました。だから郵便局で預けるのが正しかった。だけど今は金利水準は0.002%とか、コンマ以下にどれだけゼロがあるのかわからないという水準だとほぼ利子はゼロで預けても増えません。
親から絶対するなと言われていた株式で資産形成をしてきましたし、それがあったからセカンドライフを迎えられます。親の教えに背いてよかったと思っています。
親の世代の教えは正しくなかったとしか言いようがありません。
しっかりとファイナンスに関しての教育がなされる必要性を感じます。
学校教育の中で教えてほしいなと思いますが、難しいだろうなぁ。

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