【モバイル】バルミューダフォンはカッコいい?

    バルミューダからスマートフォンがリリースされました。

    私はバルミューダの製品が好きです。
    シンプルでいてデザイン性に優れた家電を上手にリリースしていることに驚きますし、あぁ欲しいなぁと思わせるような物作りをしています。とても魅力的です。これまでも何度か記事にしてきています。


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    バルミューダの製品はちょっと高いんですよね。
    高いんだけれど、欲しいと思わせるのですから見事としか言いようがありません。だけれど、今回のスマートフォンだけはいただけません。なんでこれだけ製品寿命の短いスマートフォンの領域に出てきたのかがまずわかりません。先端テクノロジーの世界の製品ですし、得意とするローテクの世界の製品とは異なります。ローテクなら製品寿命が長いかもしれませんがハイテクであれば寿命は短い。1年も経つと古くなるという世界です。そんなレッドオーシャンの世界に出てきました。


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    その厳しい世界に出てきた。
    最初から先端の機能を捨ててミドルエンドクラスの機能で、性能的には4万円クラスのスマートフォンと同じだそうだ。にもかかわらず価格だけは10万円を超えるというiPhone並みの価格でリリースしてきたことに驚きます。毎年買い換えるわけでもなく数年前のモデルを使っている身としては最先端の機能は必要ないのですが、なにより残念だったのはそのデザイン。持ちたいと思わせるようなデザインだとは感じませんでした。

    価格に見合わない性能と決して優れているとは言えないデザイン。
    正直なところ古いiPhoneの方がデザイン的に優れていると感じています。私の持っている5年前のモデルのiPhone7の方がかっこいい。デザイン勝負の会社がデザインで劣後するようであれば、ましてや性能と価格で競争力がないようであれば、売れるとは思えない。

    商業的に成功するのかはわかりません。
    ソフトバンクの販売網を利用するということのようなので台数的にはある程度は捌けるかもしれません。ソフトバンクへの一括卸である程度捌けるので販売台数はある程度出ることは予想できます、ただ魅力的な製品には見えないのでやがては新規一括ゼロ円みたいな扱いになっていくのが目に見えています。製品寿命の短い世界ですから1年後にはゼロ円でも販売してもらえないかもしれません。

    成熟した製品マーケットに新しいビジネスチャンスを見出して成功してきたバルミューダですが、この領域だけは手を出しちゃいけないと私は感じています。上場して、どんなことしてでも売上が欲しくなったのかな。致命傷にならないといいのですが。


    株価は正直です。

    上場して1年、一時期は1万円を得るような株価でしたが、プレミアムの期間を過ぎると徐々に下がりだし、このスマートフォンのリリースとともにガクンと下がり出しました。心理的な抵抗線であった5000円を割るようにもなりさらに下がることも予想されます。私はバルミューダのファンなので、5000円を切るようになったら買おうとずっと思っていましたが、流石に今のバルミューダは買えません。さらにもう1段の下落を待ってからになりますが、ただそうなるとはもう2度と株価が上がることはできないように思います。タイミング悪く、インサイダー取引のニュースも流れてきました。社外取締役とは言え役員が故意かそうではないかはわかりませんが、たとえ故意でなくても決して起こしてはならないことです。インサイダー取引を起こすようでは真っ当なガバナンスが効いているとは思えません。最近は配当が期待できない会社には手を出さないとも決めていますし、買うことはないだろうなと思うようになりました。



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    shoji(しょじ)
    Posted byshoji(しょじ)

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