【JAL】JAL Life Status制度の導入に思う

    JALのJAL Life Status制度(JGC制度の改訂)については先般記事にてお届けしましたが、今回はちょっと視点を変えてお届けします。

    【JAL】JAL Life Statusプログラムがついにオープン!

    インパクトが大きすぎて忘れがちなのですが、今回は「JAL Life Status制度の導入=JGC制度の改訂」と言えそうです。JALがついにJGCの制度に手を入れたというのがなんともすごいなぁと思います。制度改訂はややもすると既得権の剥奪になりがちですが、今回はそのようなニュアンスを感じさせないのがスゴイところです。そのかわり入り口を狭くしたという感じでしようか。

    「毎日、そして生涯ずっと一緒にJAL Life Status プログラム」というキャッチコピーがついていましたが、飛行機に乗る時だけではなく、色々な生活の場面でJALを意識してもらい、そして利用度合いに応じて生涯成長し続ける会員制度という建て付けになっています。
    単年度にパッと使ってそれでおしまいではなく、細く長くおつきあいしてくださいということなのでしょう。詳細はまだわからないところもありますが「こんだけ使ったらステータスあげる」というような形ではなくて少しおとなしい感すらあります。先行するANAが各種サービスの利用をかなり要求していることに比べると、ほぼそれは感じません。


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    ただ、単年度では容易には入会できないものになりました。
    JGC修行というのもは無くなってしまったと言っても良いかもしれません。300回を単年度で追いかけるのではなく数年かけて自然に乗って到達してくださいということでしょう。これまでが50回という基準でしたので実に6倍です。単年度ではありえない数字です。

    毎年のFOPを追いかける修行者はJGPあるいはダイヤモンドを追いかけている人でこれはそれなりにいると思いますが、少なくともJGCが欲しくて単年度で修行するという人はいなくなることでしょう。

    JGCへは1500Pで入会になります。JGC(Three Star)になるということは、国内線だけで計算すれば300回、あるいは国際線であれば30万マイルの搭乗ということ考えるとただごとではありません。そもそも旧亀タグ制度時代の緑カメ到達(国内線なら500回、国際線なら25万マイル)するくらい乗らないとそもそもJGCに入会できないという水準ですので大幅に入会基準を切り上げてしまいました。

    このことが意味することってなんでしょうか。

    JALはライフタイムでのお付き合いを求めているということでしょうかね。これまでライフタイムという概念がなかったものに、旧JGC制度を上手に取り込んでライフタイム会員制度を作ったということでしょう。ライフタイムですのでJGCに到達する以前の1スター、2スターもこうしてJGCの会員制度のベースに組み込まれてやがて到達するであろうJGC(上級会員資格)のサービスの一部を体験できるように組み込んでいます。実に見事に組み込んだなぁと感じます。
    年度ごとのFOP会員を繰り返してやがて他社へ転じていくのではなく、細く長くライフタイムでお付き合いして、追いかけて楽しんでほしいという考え方なんでしょう。加えて普段の生活の中でJALの非航空系サービスも利用してリワードプログラムを普段の生活の中でそしてライフタイムで楽しんでほしいプログラムへと作り替えたということなのかなと感じました。

    そのため、これまでJGCになるほどではなかったけれどJALに細く長くご利用いただいていた方の中には、1500Pを超えてJGCに入会できる方も出てきます。中にはJGC家族会員だったけれど自分の過去搭乗実績で1500Pを超えていて3スターを超えて4スター・5スター・6スターという方も出てくると思われます。これからJALに乗ろうという方にはJGC入会は厳しくなるけれど、これまで乗ってきた方にはその実績を過去に遡って評価しますということでもあります。評価の仕方が既にライフタイムという概念になっていますね。

    新しいJGCの会員制度はこの11月にオープンになっていますが、詳細なことでまだ見えていないことも多々あります。
    そもそも以前からあった JGC Life Mileage はステータスを感じるようなものでも大してベネフィット感じるようなものでもありませんでしたし、FOP会員が優先なのはこれまで通りでしょうし、ライフステータス会員には大きな期待は禁物なのかなぁと思ったりもします。ただライフステータスというものを大きくクローズアップしたんだなぁと感じます。

    そして次に気になるのはANAの動きです。JALが単年度で入会できないものに仕上げたのを見て、心穏やかではないと思われます。SFCをどうしていくかを試行錯誤していくのではないかなと感じています。
    年が明ければもっと詳しく見えてくると思いますのでここから先はその時のお楽しみと言ったところでしょうか。



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    shoji(しょじ)
    Posted byshoji(しょじ)

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