ジャカルタ出張 その10【郊外の工業団地】

    ジャカルタ出張の様子はそろそろおしまいに近づいていますがもう少しお付き合いください。

    この日は午前中にジャカルタ市内の総合商社に向かい、ひと仕事したあとに郊外の工業団地に向かうことになっていました。
    打ち合わせが終わり、これからどうされますか?と社長に聞かれ、工業団地に向かうのだと告げると「クルマは?」と問われ「いえ、タクシーを拾っていこうかと思っています」と告げると、ちょっと待っててと言われ携帯電話を取り出しインドネシア語で何やら話しています。

    「クルマを用意しましたので、それで行ってください」
    「え?いいのですか?」
    「ええ。クルマを拾うのも大変です。ホテルで拾うなら大丈夫ですが、このビルのタクシーはあまり遠いと運転手もよくわからないと思うので、うちの運転手に行かせますよ」と。

    涙がでるような申し出にひたすら僕は頭を下げたのでした。
    海外出張に出ているとこういうことがしばしばあり、面会いただいた方の懐の深さに本当に感謝しています。

    クルマは、1時間30分ほどで目的地に到着しました。
    運転手には、もちろんチップを忘れません。ふんだんに渡しました。

    これは工業団地の目的地の向かい側の風景です。
    僕は日系の工場に向かったのですが、その向かい側にある風景です。



    そして工場での打ち合わせが終わると、次の工場に向かいます。
    ワンブロック先だったので、時間も十分にあるので歩いて向かいました。
    ただワンブロックといっても2キロほどあったようで、炎天下の中、30分ほどかかりました。
    治安が決して良いところではないはずなので、十分に気をつけながらでしたが、さほど危険を感じるようなニオイはしませんでした。

    2013-4-IMG_9777.jpg

    そんな時に、私の横をすっと追い越していったのが、このドリアン屋台。
    いい匂いを振りまきながら屋台はスタスタと追い越していきました。
    こんな工場地帯のどこで売るんだろうと考えてみても、まったく想像ができませんでした。
    ドリアンの季節だったんですね。
    ただ、スーツを着て炎天下の下、ドリアンをかぶりつくわけには行きません。
    とても残念でした。

    汗だくになって次の工場に入り社長とひと仕事をこなすと、タクシーを呼んでもらいジャカルタに戻ったのでした。
    所要時間は1時間45分。
    タクシーのメーターは、155000ルピー。高速代10000ルピー。合計で1700円ほどです。
    1時間45分乗ってこの値段ですので、タクシーはほんとうに安いものでした。
    なかなかこういう工業団地に行く機会はないでしょうから良い思い出になりました。


    にほんブログ村 小遣いブログ マイレージへ←ブログ村のランキングに参加してます。クリックしてね。




    エクスパンシス
    関連記事
    スポンサーサイト



    shoji(しょじ)
    Posted byshoji(しょじ)

    Comments 0

    There are no comments yet.